7月9日(土)、9時より本校視聴覚教室でPTA主催による進路研修会が開かれました。研修は2本立てで、前年度本校の3年学年主任であった大塚敬之教諭による講演とリクルート中国・四国グループの山下勇気氏による講演が行われました。
 大塚教諭は学習時間調査のデータを分析し、センター試験成績や受験合否結果にどのような相関があるかを目に見える形で解説し、定期試験の勉強を頑張ることが受験前の頑張りにつながることや授業の活用がセンター試験攻略の秘訣であることを話されました。また、山下氏は21世紀に求められる力は「正解のない状況の中で主体的に取り組みチャレンジできる力」や「多様なニーズに対応した納得解をつくりだす力」であるとし、特に高校時代までに主体性やコミュニケーション能力を育む勉強やトレーニングを行う必要性があることを強調されました。そして「苦しんだ中から何かを手にした」という経験の積み上げが21世紀を生き抜く力になっていくということをご講演の最後にまとめられました。
 塩毛PTA進路指導委員長の進行のもと、100名近くの参加者の方々は予定時間を超えたことも忘れ、最後まで熱心に研修に参加されました。受け付けをはじめ、準備や片づけをしていただいたPTA役員の方々にも感謝申し上げます。

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