令和8年度入学式(R8.4.9)
2026年04月21日
4月9日、令和8年度島根県立松江東高等学校第44回入学式が行われました。
44期生199名が本校に入学しました。東高での3年間が「自立への道程(みち)」となるように、「小さな挑戦、小さな気遣い、大きな志」の教育方針の元、教育活動に励んで欲しいと思います。



以下、校長式辞
満開の桜と、心地よい風に、春の息吹が感じられる今日のよき日に、令和8年度島根県立松江東高等学校入学式が挙行できますことは、本校にとりまして大きな慶びであります。
この入学式に際しまして、ご多忙の中、東雲会会長古藤さまをはじめ、ご来賓の方々にご臨席を賜り、誠にありがとうございます。
ただ今、入学を許可いたしました新入生のみなさん、入学おめでとうございます。在校生、教職員一同、皆さんの入学を心から歓迎します。
保護者のみなさま、お子様のご入学おめでとうございます。心よりお祝い申しあげます。教職員一同、今日より3年間、お子様の心身の成長と学力向上のために精一杯努めさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
「誰もが 誰かの たからもの」、島根県が創生計画において示したこのキーフレーズを教育活動の根底に置き、本校では「自立への道程」、「小さな挑戦、小さな気遣い、大きな志」を教育方針として掲げております。高い知性と優れた人格を備え、心身ともに健全で、人間性豊かな人材の育成をめざして、生徒のもつ可能性を信じ、師弟同行で挑戦する学校です。また、地域連携で深い学びを追求する学校でもあります。
生徒の皆さんは、自分の可能性を信じ、大きな志をもち、自立と自己実現を目指して、本校での3年間、小さな挑戦を積み重ねてください。私たち教職員は、この教育方針のもと一丸となって、生徒一人ひとりの個性や、資質・能力を最大限伸ばす教育活動の充実に、師弟同行で取り組んで参ります。
この教育活動を実効あるものとするためには、生徒の皆さんの真剣な取り組みと、保護者の皆様のご理解・ご支援が不可欠のものであります。この場をお借りしてご協力のほどお願い申しあげます。
さて、新入生の皆さんは、今日から、松江東高校の生徒としての生活が始まります。そこで、本校での生活を充実したものとするために心がけてほしいこと、教育方針にある3つのことを、お話しします。
一つ目は、小さな挑戦、目標に向かって動き出すことです。
皆さんは、きっとそれぞれ目標をもって今日、この日を迎えていると思います。たとえば、高校生活を素晴らしいものにしたい。であるとか、すでに希望する具体的な進路目標が決まっていて、それを実現してやろう。であるとか、または、目指す具体なものはなくとも、充実した高校生活にしよう。など様々な想いや目標をもってこの場にいることと思います。
こうした大きな長期的な目標だけでは、今日、今すぐの具体の行動・取組には、つながりにくい場合が多いものです。
そこで、教育方針にある小さな挑戦とは、今日の主体的な行動を引き出すことを意図したものとなります。すなわち、小さな目標を設定することで、素早く決断し、行動に移すことができる。行動すれば、その結果、成功もあるし失敗もあります。結果いかんにかかわらず、もう一度、同じ小さな挑戦に向かったり、次の小さな挑戦へとつなげる。このような小さな挑戦の連続と、積み重ねが、「自立」につながっていく一歩だと考えています。
二つ目は、小さな気遣い、他人や周りへの気遣いについてです。
安心して挑戦、失敗できる場であるために、互いに、認め合い、助け合い、期待をかけ合い、高め合う、温かい東高風土を作っていきましょう。特に、どんな言葉を相手に伝えるのか、言葉の選択をお互いに大切にしたいと考えています。相手の心に響く、良い言葉を選んで使うこと。それが自分の人間力を高めることに繋がります。
まずは、「あいさつ」と「ありがとう」を積極的に使い合うことから始めていきましょう。師弟同行で「自立」に向かう風土を創っていきましょう。
三つ目は、大きな志、「大志を抱け」ということです。
本校で何を学び、どんな人間になろうとしているのか、ということを改めて思い描いてほしい。高校の3年間は長いようであっという間です。卒業したその先までも続く大きな志をもち、そうなるためには、今、何をすべきかを考え、具体的な目標を立て、行動してください。これを繰り返し、積み上げることが、充実した高校生活につながります。志こそが学びに向かう力の源であり、「自立」への道しるべとなるものだと信じています。
3年後に、大きく成長した自分であるために、今日から小さな挑戦、小さな気遣いを心がけてください。そして、大きな志を抱き、一人の自立した人間として、持続可能な地域社会の創造を、けん引することができる人材として、本校から飛び立って欲しいと願っています。
保護者のみなさまにお願いです。私たちは、子どもの活動や活躍場面を見ること、聞くこと、認めること、応援することが、子どもの成長の大きな糧になることを知っています。
できるだけご家庭でも、子どもの話をよく見聞きし、小さな成長を見逃すことなく、その場その時に、認めたり褒めたりしてほしいと思います。子どもの成長と可能性を信じ、認め、力強く後押ししていただけるようお願いします。
我々教職員とともに、良い言葉がけで、子供たちの成長を支援していきましょう。学校からも、様々なことを発信しますので、ご家庭での話題の材料にするべく目を通していただきますようお願いします。
また、ご来賓をはじめ関係の皆様には、今後とも本校への変わらぬご支援と、ご協力を重ねてお願いいたします。
最後に、本校生徒が「自立」した大人として成長していくよう、師弟同行で教職員一丸となって尽力することをここに誓い、式辞といたします。
令和八年四月九日
松江東高等学校 校長 吉岡 淳

