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 本校は、昭和58年4月に開校し、今年度で創立43年目を迎えます。

 創立当初より「高い知性と、優れた人格を備え、心身ともに健全で人間性豊かな人材の育成をめざす」という教育方針を掲げ、「師弟同行」をモットーに教職員、生徒、保護者が共に全力をあげて東高教育の充実と発展に取り組んで参りました。生徒の人間形成と学校の創造を一連のものと考え、学ぶことも部活動にうちこむこともすべて師弟同行、校歌にも繰り返し謳われる「ともがらよ」の言葉通り、教職員や仲間がともに歴史や伝統をつくっていこうという気風にあふれています。

 校章は、「真理の探求」を象徴する「ペン」を三本組み合わせ、「朝日 旭光」に図案化し「知性の光」を表すとともに、朝日が昇る東(松江東)の想起をも意図しています。また、「松葉」は松江の「松」にちなむとともに、松及びその緑から「強靭さと公平、着実さ」を想起し、三本を組み合わせたことから「調和と結束」を象徴しています。

 グランドデザインには「自立への道程(みち)」~小さな挑戦、小さな気遣い、大きな志~という言葉が刻まれています。自立という状態に至るまでの道のりは物理的・心理的、時間的にも近いものでも易しいことでもないからこそ、現在・今・この瞬間を大切にしていこう。また、自立につながる一歩となる小さな挑戦、自立に向かう風土となる小さな気遣い、自立への道しるべとなる大きな志を、本校教育の根底に位置づけようというものです。

 本校が目指す学校像は「生徒の持つ可能性を信じ、師弟同行で挑戦する学校」、「地域連携で深い学びを追究する学校」です。また、求める生徒像は、「自分の持つ可能性を信じ、様々な活動に意欲的に挑戦できる生徒」です。教育目標は、1.自己の未来を切り拓いていく力の向上(学力)2.人とつながって生きる力の向上(人間力)3.地域社会の今と未来に関わる力の育成(社会力)を三つの柱としています。

 「行きたい学校、行かせたい学校、応援・協力したい学校へ」を本年度の重点目標として、学校全体一丸となって師弟同行で取り組んで参ります。

 今後とも皆様方のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

島根県立松江東高等学校

第18代校長  吉岡 淳