R4年度「MATSUE探究」成果発表会(2022年12月19日 実施)
会場 くにびきメッセ
降雪等のため予定を変更して実施しました。
「ポスターセッション(4ローテ:各班2回発表)」 9:40~10:50
「キラボシ★プロジェクト発表(2組)」 11:20~11:50
「1・2年合同ワークショップ」 12:00~13:00
開会前
深夜まで大雪警報が出ており開催が危ぶまれましたが、なんとか開催できる程度の降雪でした。掲示を済ませた班から直前の発表練習を行っていました。
開会行事
開会にあたり本日のグラウンドルールが示され、生徒は学びのあり方を確認していました。校長挨拶では「『地域を共に創るハート』がみんなで感じられる1日にしてほしい」というメッセージがありました。
ポスターセッション
1年生は常に発表を聴き、2年生は発表をしないときに聴く側に回り、進めました。連携いただいた企業・団体・行政に加え、保護者や教育関係の方も含め、40人ほどご来場いただき、盛大なポスターセッションとなりました。ポスターに加え、追加資料や自作動画も利用したり、クイズ形式を取り入れたり、各班が工夫を加えながら発表を行ってました。商店街の方にご協力いただき実施したイベント結果を報告している班もありました。1年生は、真剣な眼差しで積極的に質問し細かくメモを取る姿が見られ、これから「MATSUE探究」を進めていくためのヒントを少しでもつかみ取ろうとしていました。ポスターセッション後には、野津 積 氏(モルツウェル株式会社代表取締役)から講評として「独創性を発揮して、物事を伝えられるようになってほしい。」などとメッセージをいただきました。
キラボシ★プロジェクト発表(2組)
2年目を迎えた「キラボシ★プロジェクト」の主旨を理解するとともに、プロジェクトに挑戦した生徒の発表を聴き、事業資金を活用した地域共創のあり方を学びました。
1・2年合同ワークショップ
1年生が「MATSUE探究」を進めて行くにあたり、「探究テーマ」の設定に不安を抱えていることを事前に把握していました。そのため、2年生が「探究テーマ」と「自己の在り方生き方」をどう結びつけていたのかについて1年生が知り、「探究テーマ」を作っていくワークショップを行いました。
ワークショップは、総合的な探究の時間における課題設定を押さえた上で、2年生が問いかけながら、1年生の「興味関心」や「松江に対する思いや考え」を引き出させて行く流れで進めました。このワークショップにあたり、生徒たちはほとんど準備をしていませんでしたが、これまでの探究活動の成果を行かし、2年生が1年生をうまくリードし、1年生も懸命に考えながらワークを頑張っていました。最後には、「興味関心」と「松江に対する思いや考え」を掛け合わせることで、ワクワクするような探究テーマが数多くできあがりました。
このワークショップをとおして、1年生は「探究テーマ(課題)」を設定するために、「自分のあり方(興味関心や適性)と生き方(進路意識)」と「地域の魅力や課題」を組み合わせる視点が身についたと思います。また、2年生は自らのライフデザインを作り上げる上でセルフトークする指針が理解できた様子でした。
閉会行事
本校の卒業生で、松江東高校魅力化コンソーシアム会長でもある 古藤 啓一 氏 から、1日のご講評として「自分が高校生だった頃は、部活や学園祭ぐらいしか、上級生と下級生の交流がなかった。今は、この総合的な探究の時間でも、交流ができ、さらには、松江市のことを語り合っていることが素晴らしい。これからも学びを深めてほしい。」というメッセージをいただきました。その後、教頭からの挨拶が行われました。また、1日を通し、宮本 梨花さん(23R)、平木 海 さん(24R)の2名が司会を行っており、最後には身についた力を交え1日の感想を述べていました。
閉会後
片付けの前に、班ごとにポスターとともに記念撮影を行いました。達成感や充実感が感じられる表情で撮影している生徒が目立ちました。