日時 令和5年12月19日(火)

会場 くにびきメッセ

 今年度は、予定通りのスケジュールで実施しました。

   9:20~ 9:30 開会行事

   9:30~12:30 2年「MATSUE探究」成果発表(ポスターセッション)

  13:30~14:10 しまね未来共創チャレンジ発表(松江東高校2年生分)

  14:20~15:20 1・2年合同ワークショップ

  15:20~15:30 閉会行事

 

開会前

 2年生は8:00過ぎから集まり始め、ポスター掲示ができたグループから、発表の最終打ち合わせをしたり発表練習を行っていました。

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開会行事

 開会にあたり校長挨拶では「感謝の気持ちを伝えるということを別の言葉で言えば、恩送りという言葉がある。何かをもらったから何かをその人に返すのではなく、もらった恩を次の人に受け継いで渡していく、そういう地域共創人としてのあり方を学ぶ1日としてほしい」という主旨のメッセージがありました。

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ポスターセッション

 1年生は常に発表を聴き、2年生は発表をしないときに聴く側に回るという形で進めました。連携いただいた企業・団体・行政に加え、保護者や教育関係の方も含め、77名の方にご来場いただき、盛大なポスターセッションとなりました。探究したことをただ説明していくだけでなく、クイズ形式を取り入れたり、発表後には質問や感想を順次促すなど、各グループが工夫を凝らして発表をしていました。1年生は、真剣なまなざしで積極的に質問し細かくメモを取る姿が見られ、これから「MATSUE探究」を進めていくためのヒントを少しでもつかみ取ろうとしていました。ポスターセッション後には、金築 理恵 氏(有限会社Willさんいん代表取締役)から講評として「この探究活動の究極的な目標として、探究活動で得られたことを財産にし、皆さんが松江を外に伝えていく伝道師になって活躍していただけるとよい」などとメッセージをいただきました。

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しまね未来共創チャレンジ(通称 みらチャレ)発表

 2年目を迎えた「しまね未来共創チャレンジ(通称 みらチャレ)」の主旨を理解するとともに、本校から参加していた2年生1グループ(3人)のプロジェクト発表を聴きました。学校外で行える探究活動の実例を知ることで、より実践的な探究活動につながっていくことが期待されます。

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1・2年合同ワークショップ

 この時期は、1年生が「MATSUE探究」を進めていくにあたり、「探究テーマ」を設定していくタイミングになります。1年生の「探究テーマ」がよりよいものとなるように、2年生が「ニーズ」や「自己の在り方生き方」と「探究テーマ」をどのように結びつけていったのかを1年生に伝え、1・2年生が協力しながら、1年生が取り組み始めている「自分マップ」を作りこんでいくワークショップを行いました。

 このワークショップは、昨年度から試みており、クラスが異なる1・2年生2人ずつ計4人でのグループで行うため、普段関わりが薄い生徒同士でのワークショップになります。最初は、全員が戸惑う様子もありますが、2年生が非常に上手にリードし1年生も懸命に考えながらワークに取り組んでいました。グループ内の生徒は次第に打ち解けながら、1年生が興味関心をもつ「人・モノ・コト」を2年生が引き出し、1年生の「自分マップ」の解像度を高めることができました。

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閉会行事

 本校の卒業生でもある 池田 哲也 氏(島根県教育庁 松江教育事務所) から、ご講評として「自分たちだけですべてやっていくのではなくて、自分たちと一緒に動いてくれる人、そういう人達を見つけることを頭の中においていただくと、皆さんのことだけでなく、地域にとってもプラスになる。」というメッセージをいただきました。その後、教頭から「人をダイナミックに巻き込むところに東高の探究の形がある。1年生が2年生の発表を聴いて抱いたひとつの疑問が新しい問いになって次年度の発表がより深まっていくことを期待している。」とのメッセージがありました。また、1日を通し、山本希美さん(23R)、森脇 柊さん(25R)の2名が司会を行っており、最後には身についた力を交え1日の感想を述べていました。

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閉会後

 片付けの前に、グループ毎にポスターとともに記念撮影を行いました。達成感や充実感が感じられる表情で撮影している生徒が目立ちました。

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